放射線科訪問:大分大学放射線医学講座
今回は大分大学放射線医学講座の清永麻紀先生に講座の様子を紹介して頂きました。
当講座は、大学の医学部として幅広い放射線医学領域を対象に研究を行っており、また附属病院では放射線科、放射線部として画像診断、インターベンショナルラジオロジー(IVR)、放射線治療、外来・入院診療などに携わっています。特に、画像診断およびIVRの質は高く、常に最先端・高水準の医療を目指して、修練を重ねています。現在52名が当医局に所属しています。そのうち、大学病院には18名が勤務しており、全員が各検査(CT,MRI,超音波検査,血管造影検査,透視検査,RI検査)をローテーションしながら、業務に従事しています。毎日の総検査件数は150件を越えますが、全検査を当日中に読影し、画像管理加算2を取得しています。さらに、当科ではIVR治療を受ける患者が入院の主対象であることから、主治医、担当医の2名で患者を受け持つシステムを採用しています。毎週木曜日は午後12時から病棟カンファレンス、午後7時から画像診断カンファレンスを行っており、特に夕方のカンファレンスでは大分県内の連携病院から症例を持ち寄り、医局員全員で症例検討会の形式でディスカッションしています。毎週様々な症例を見る機会が自動的に与えられており、耳学問的に画像診断学を学ぶことができ、日常診療で非常に役立っています。

↑ 放射線部の読影室です。読影端末は11台あり、各検査室には別個1-2台設置されています。お互いの顔がモニター越しに見えて、気軽に相談しやすい環境になっています。
当講座の特徴としては、附属病院での日常診療を基盤とした臨床研究を幅広く行いながら、新たな診断技術や治療法の開発にも日々取り組んでおり、数多くの学術雑誌への論文投稿や国際学会優秀論文賞の受賞などの実績を残しています。また、国際協力機構(JICA)のプロジェクトの一環として、画像診断学を中心とした国際医学教育の支援を行っており、国際性豊かな医局であることも当講座が誇れる魅力だと思います。非常に多忙ではありますが、皆とても仲が良く、和気あいあいとしたアットホームな雰囲気のなかで、充実した楽しい毎日を過ごしています。
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| 大学所属の放射線科医全員が入院患者の情報を共有できるよう、毎週木曜日のお昼に病棟カンファレンスを行っています。画像を供覧しながら、それぞれの患者さんに最も適した最小侵襲治療法について全員で検討しています。 | 森 教授(前列中央)、田上先生(向かって左)と一緒に、膵癌患者に対して選択的制癌剤動注療法を行っている光景です。私(向かって右)も少々緊張しながらIVRを行っています。 |
しかしながら、診療や研究ばかりでは身体も心も疲弊してしまいます。疲れを感じた時には、やはり大分では“温泉!!”です。なんと、温泉地として有名な湯布院、別府は、大学病院から車で30分程の場所にあり、仕事帰りに温泉に入り、リフレッシュしている医局員も結構います。また、関あじ・関さば、河豚など海の幸が豊富であり、美味しい食べ物がたくさんあります。このように身近に多くの癒しが用意されているので、“充電しながら診療や研究に全力を注ぐことができる。”これが当講座の最大の魅力ではないかと思います。
上の写真は仕事の後、医局員の有志で焼き肉を食べに行きました。ストレスが発散されてか、皆よい面持ちになっています(単なる酒やけかもしれませんが)。
もっと詳しい情報を知りたい方は、大分大学放射線医学講座のホームページをご覧になって下さい(http://www.med.oita-u.ac.jp/radiology/)。ホームページ内には臨床研修プログラムのご案内もありますので、当科での研修をご希望の方は是非参考にされて下さい。見学のみでも大歓迎ですので、いつでもご連絡下さい。大分大学放射線医学講座の魅力・雰囲気が皆さまに伝われば幸いです。



