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1. 解答 b,e
b. 誤:いかなる場合も問診は省略できない。
e. 誤:眼の検診は医師が必要と認める場合に限り行う。
2. 解答 b
b. 誤:乳房撮影用X線装置の届け出は設置後10日以内に届け出ればよい。
3. 解答 e
e. 誤:使用する診療用放射線同位元素の準備及び使用後の汚染物の処理は、診療用放射性同位元素使用室で行うこと。
診療用放射性同位元素の移動使用の許可は集中強化治療病室等における医学的管理の必要のある患者に対し診療用放射性同位元素の使用が必要かつやむを得ない場合に限り特別に使用が認めるという趣旨で、問題文a,b,c,d
( ICU等の使用では他の患者の被ばくする線量は1週間につき100マイクロシーベルト以下になるような措置を講ずること。)とされており、e(上記)の項目の他に、「ICU等の使用では、放射線防護に関する専門知識を有する医師、歯科医師または診療放射線技師の中から管理責任者を選任し、ICU等における管理体制を明確にする組織図を作成すること。」が定められています。
参考)医療法施行規則の一部を改正する省令の施行について(医薬発第188号)
http://www.macnet.or.jp/jsrt2/no188per-ver/no188per-ver-1.html
4. 解答 e
e. 誤:放射線同位元素装備診療機器とは、その装備する密封された放射性同位元素の数量が3.7GBqを越えるものをいう。
5. 解答 e
e. 誤:管理区域とは、(1)3月間につき外部放射線の実効線量が1.3mSvを越えるおそれがある。(2)3月間につき空気中濃度平均が空気中濃度限度の1/10 をこえるおそれがある。(3)問題文のdの項目。のどれか1つでも該当すれば管理区域であり、線源の数量に関する規定はない。
(以上1〜5は木梨友子会員・京都大学)
6. 解答 a
aは外照射(腔内照射も用いていましたが)に用いる線源、b-eは組織内照射に用いる線源であることからも想像できるでしょう。参考までに各々のエネルギーは
a: 1.25MeV, b: 0.028, c: 0.662, d: 0.397(平均), e:
0.412。さらに参考までに、I-125から放出されるのはX線がほとんどで、ガンマ線は少ないです。
7. 解答 d
dは「単位時間当たり」の線量ですから、ビルドアップと直接関係しません。
8. 解答 d,e
a,b,cは線量分布を変化させるために用いるものです。d,eは患者固定のために用いるもので、ビームが固定具を通過してきた場合でも線量分布に影響を与えないような素材を用いています。
9. 解答 e
eは主に放射線生物学で用いられる概念で、特には3D-CRTと関連しません。
10. 解答 d,e?
a,bは血管新生促進に関与します。dは血圧に関係する物質で明らかに間違い。c,eは迷います。cは血管新生を促進する酵素です。実際MMP阻害剤は血管新生を阻害することから癌治療に用いられます。eは上皮細胞増殖因子であるので、癌治療においては、その阻害剤が癌の増殖を抑える目的で用いられます。しかし血管新生に関与しているとする報告もあります。<BR>出題者はa,b,cが血管新生に関与するという一般的な知識を求めていると判断し、一応、解答をd,eとします。ただ、「酵素はシグナル伝達の下流に位置するので『直接の因子』ではない」という理屈なら、解答はc,dとなります。
(以上6〜10は吉岡靖生会員・静岡県立静岡がんセンター)
11. b
a. 正
b. 誤:大気中と100%酸素下では酸素増感率に変化は見られない。
c. 正
d. 正
e. 正:低酸素細胞増感剤は酸素に富んだ細胞には効果がないとされる。
12. 解答 b, e
a. 誤:低線量率照射の方が、治療可能比が小さいとは言えない。ある一定の総線量が与えられれば低線量率照射と高線量率照射の治癒率に差はない。
b. 正:一般に線量率効果は、亜致死損傷を生成しやすい低LET放射線照射において大きく、逆に高LET放射線では顕著に現れない。
c. 誤:再分布現象が線量率効果の要因となることはない。線量率が30cGy/h(0.5cGy/min)前後では細胞周期は動くが、分子異常チェック遺伝子の働きでG2末期で、すべての細胞がストップしてしまう。G2末期は放射線感受性が比較的高く、逆に致死効果が増強される。(逆線量率効果)
d. 誤:1cGy/分から100cGy/分までは有意な線量率効果が得られるが、それ以上、以下では顕著ではない。
e. 正
13. 解答 a, c
a. 正
b. 誤:高LET放射線では回復が小さいので、β値が小さくなり、従って、α/β値は大きくなる。
c. 正
d. 誤:単純LQモデルの構造因子に、照射期間は含まれない。
e. 誤:LQモデルは、低線量域での照射反応や、生存率の解析に有効であるとされている。
14. 解答 d, e
a. 正
b. 正
c. 正
d. 誤
e. 誤
15. 解答 a


NIPPON ACTA RADIOLOGICA 2002 ; 62 : 188-193のTable 2、Figより引用しました。
(以上11〜15は桑原将司会員・北九州総合病院)
16. 解答 e
定位放射線照射の定義は
(1) 患者あるいはそれに連続された座標系にて照射中心を固定精度±2mm±内に納めるシステムであること
(2) 定位手術枠を用いた方法、または着脱式固定器具を用いた方法であること
(3) 照射装置の照射中心精度が1mm以内であること
(4) 治療中を通じて上記の固定精度が保てること
以上の4つの条件を満たすことのできる放射線治療は以下のように分類される
(1) 1回照射の場合、定位手術的照射(stereotactic radiosurgery:SRS)
(2) 分割照射の場合、定位放射線治療(stereotactic tadiotherapy:SRT)
a. 正
b. 正
c. 正
d. 正
e. 誤
17. 解答 b,c
a. 誤: 脳動静脈奇形の治療法には定位放射線治療の他、手術・塞栓術がある。病変が運動野や視覚野などeloquent areaにある場合や基底核など深部に存在する場合など他の方法が困難な場合には定位放射線治療が第1選択となる。投与線量としては1回照射で辺縁線量18~25Gy程度を用いる。直径5cmのAVMはサイズから1回照射で25Gyの辺縁線量は周囲正常組織の照射される線量を考慮すると高すぎると思われる。
a. 誤: 脳幹部の1回照射での辺縁線量20Gy以上では脳神経障害が高頻度に生じる。通常は15Gy以下が用いられる。
b. 正: 転移性脳腫瘍は直径3cm以下、転移巣が3~4個以下が良い適応とされる。
c. 正
d. 誤: 聴神経鞘腫の1回照射での辺縁線量は、通常12-18Gyである。聴神経、顔面神経機能温存率を上げるため次第に線量を落とす(12-14Gy)傾向にある。
18. 解答 d,e
全中枢神経照射は髄芽腫や低分化の脳室上衣腫、germinomaなど、くも膜下腔に進展、播種をきたしやすい腫瘍に適用する。
a. 正
b. 正
c. 正
d. 誤: 第一選択は外科的切除であるが周囲組織に浸潤・癒着する傾向があり、局所への術後照射が行われる。小照射野で多門あるいは回転照射で50-56Gy照射する。
e. 誤: 通常は腫瘍の可及的摘出術後に比較的広範囲の照射野(拡大局所照射)で50Gy前後照射した後、病巣部に限局して10~20Gy程度のブースト照射を行う。
19. 解答 a
a. 正:髄芽腫では外科的摘出後の放射線照射が不可欠で、髄膜播種を起こす頻度が高いため全中枢神経照射で30~35Gy照射し、さらに後頭蓋窩に20Gy程度照射する。化学療法(nitrosourea,vincristine,procarbazine,cisplatin)の併用の有効性が報告されており、その場合は全中枢神経系への照射線量を25Gy程度に減量する。
b. c. d. e. 誤:不完全切除例で放射線治療が施行されるが化学療法併用は一般的でない。
20. 解答 c
設問からは組織内照射前1週間か照射後1週間かわからず、特に組織内照射を行っていない施設の方には混乱を招く問題。選択肢から類推すると照射前なのだろう。
a. 正:腫瘍部の生検であれば問題なかろう。ただし一週間以内に病理報告が得られれば。
b. 正:患側舌に刺激を与えうる場合は削切が奨められる。
c. 誤:う歯の抜歯後の創部の治癒には約2週間程度はかかるとおもわれるため。
d. 正:下顎骨壊死の防護のために必要。
e. 正:口腔内の清潔を保持するという意味では問題ないと思う。
(以上16〜20は村上祐司会員・広島大学)
21. 解答 d
a.頚部リンパ節転移頻度は70−80%である。
b.鎖上では左右では肩が邪魔になる。局所、上、中頚部リンパ節までを左右対向で含める。c.脊髄防護が主目的であり、45Gyでの縮小とされる。
d.正
e.40Gy以上で甲状腺機能低下は生じる。
22 解答 d
a.導入後ではなく、最初から、同時併用が推奨される。
b.正
c. 対側肺門は照射野から除外される。
d. e.CRの場合PCIにより生存率向上が期待される。総線量は30−25Gy/10fr、矛盾するようだが、できれば一回2.5Gy以下が望ましいとされる。
23. 解答 a、c
a.正
b.期の術後照射は局所制御は向上するが、生存率には関与しない。
c. GEMは胸部放射線照射との併用は禁忌。蛇足であるが、イッレサも併用禁忌である
d.肺野型は低いエネルギーが推奨される。
e.正(19−36%程度とされる)
24. 解答 a
頬粘膜部として、上・下唇の粘膜面、頬の粘膜面、臼後部、上下頬歯槽溝がある。最大径が2cm以下の腫瘍はT1である。
25. 解答 d
本例の場合腫瘍径ではT2だが、縦隔への直接浸潤がありT4、右肺門リンパ節は同側でN1、遠隔転移なくM0、当然組織型はTNMには関与しない。
(以上21〜25は小山一之会員・岐阜県立多治見病院)
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