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96. 解答 d
a. ×:右左短絡があると脳や腎が描出されるが、上大静脈症候群で脳が描出されることはない。
b. ×:Tc-99m-MAAの粒子径は約10~50μm
c. ×:ストライプサインとは、血流欠損部の辺縁に認められる帯状の血流残存領域。慢性閉塞性肺疾患で高率に認められるが、肺塞栓症でこの所見を認めることはほとんどない。
d. ◯:肺血栓塞栓症では換気正常、血流欠損という、換気・血流ミスマッチが特徴。
e. ×:深吸気で息止めを行うと、一時的に胸腔内圧が上がり、右心圧>左心圧となって、卵円孔開存のある患者などでは右左短絡を来してしまう。通常静注は、安静呼吸下で行う。
97. 解答 d
僧帽弁狭窄症逆流の手術適応は心エコーによる左室収縮末期径、左室駆出率を用いた重症度評価や心不全徴候または症状の有無により成される。
98. 解答 a、d
a. ×:FDG-PETは悪性リンパ腫の骨髄浸潤の診断に有効である。(Moog F、 et al. FDG PET can replace bone scintigraphy in primary staging of malignant lymphoma. J Nucl Med 1999:40:1407 -1413)
b. ◯:FDG-PETは悪性リンパ腫の病期診断、治療効果の判定に有用である。
c. △: Meningeal lymphomaの診断に有用との報告はあるが、硬膜浸潤は??。
d. ×:リンパ節病変におけるFDGの高集積は悪性リンパ腫に特異的ではない。
e. △:FDG集積(SUV)と悪性リンパ腫の組織学的悪性度はある程度は相関しているが、高悪性度でもFDG集積が低い症例やその逆も存在する。
99. 解答 b、c
FDG-PETの保険適応疾患は虚血性心疾患、てんかん、脳腫瘍、頭頸部癌、肺癌、乳癌、膵癌、転移性肝腫瘍、食道癌、大腸癌、悪性リンパ腫、黒色腫、原発不明癌、子宮癌、卵巣癌である。
保険未適応だが有用性が高いのが、痴呆性疾患、不明熱、骨髄炎、多発性骨髄腫、精巣癌、軟部肉腫、小児腫瘍、GIST。
有用だがFDGが第一選択ではないのが、甲状腺癌(131I)、神経芽細胞腫、褐色細胞種(123I-MIBG)
有用性が低いのが、胃癌(正常でも胃にかなり集積するため)、腎癌、膀胱癌、前立腺癌(FDGは尿に排泄されるため)。
100. 解答 e
リンパ節転移は、腫瘍から流出するリンパ流が最初に経由するリンパ節から始まると考えられ、このリンパ節(センチネルリンパ節)における転移の有無は、より下流のリンパ節への転移の指標となりうる。したがって、このセンチネルリンパ節を同定し、その組織学的な転移の有無を評価すれば、個々の症例に応じた適切なリンパ節郭清の範囲が決定できる。
99mTc標識アルブミンあるいは 99m Tc標識スズコロイドを用いる。
a. ×:RI検査室でRIの注射とPlanar像の撮影を行うが、センチネルリンパ節の同定は術中に小型ガンマ線検出装置(ガンマプローブ)を用いて行う。
b. ×:目的はセンチネルリンパ節の同定であって、転移の有無は組織学的に成される。
c. ×:対象は、乳癌、悪性黒色腫をはじめ、食道癌、胃癌、大腸癌、膵癌、胆嚢・胆管癌、頭頸部癌、泌尿生殖器癌など。
d. ×:腫瘍から流出するリンパ流が最初に経由するリンパ節であって、必ずしも最も近接しているとは限らない。
e. ◯:99mTc標識アルブミンに比べて99mTc標識スズコロイドは大粒子径である。
日本国内で販売されているRIトレーサーとしては
99mTc-HSA(テクネ・アルブミンキット):粒子径2~3nm
99mTc-Tin colloid(スズコロイドTc-99m注調整用キット):粒子径400~5000μm
99mTc-Phytate(テクネ・フチン酸キット):粒子径200~1000μm
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