JCR:日本放射線科専門医会・医会

Q  

放射線科に興味を持ったのはいつですか?なぜ放射線科を選んだのですか?

国家公務員共済組合連合会新別府病院 放射線科  岡原 美香

<私が放射線科医になった理由>

 大学に入学して、学生時代臨床実習(いわゆるポリクリ)が始まるまでは、放射線科の仕事についてあまり理解できず、また興味もなかったように思います。
当時はポリクリは5年生からすべての科を2週間ずつ実習することとなっており、私のポリクリの一番最初にまわった科が放射線科でした。実習を回ってはじめて放射線科の“仕事”というものがわかりました。大分大学ではすべての画像診断、超音波検査、消化管造影、IVR(血管系、非血管系)、放射線治療を行っており、実習を回っている間にも他科の医師がよく画像所見の質問にこられたり、IVRの適応について相談にこられたりしていました。他科の自分よりも目上の医師に対しても的確に画像所見、自分の意見を述べてディスカッションしている姿がとても印象に残りました。この時初めて放射線科に興味を持ったと記憶しています。

 もともと内科系を考えていたのですが、どの分野にもっとも興味があるのか講義や実習のみでは決めるのが難しいと感じていた私にとっては“画像診断と検査、IVRなどひととおりはできるように指導するので、そのあと自分のもっとも興味のあるところをsubspecialityとして選べばいいよ”といわれたことは最終的に放射線科に入局を決めた大きな理由のひとつです。

 また、大分大学ではIVRも非常にアクティブに行っており、外科的な手技に興味のあった私には非常に魅力的でした。
入局後は研修医の時期にはCT,MRI,RIなどの画像診断のほかローテーションで超音波検査や、消化管造影の研修を行い、ある程度画像診断ができるようになってからときどきIVRにも参加させてもらいました。指導医にも恵まれ将来的にIVRをがんばっていこうと決めたのは働き初めて比較的早い時期だったと思います。

 現在のSubspecialityはIVR全般と神経放射線(脳血管内治療含む)ですが、市中病院に勤務し、放射線科医として画像診断全般、IVR(主に脳血管内治療)を行い、忙しいながらも充実した日々を送っています。

プロフィール(略)
大分医科大学(現 大分大学医学部)卒業後、同放射線医学教室入局。大分大学附属病院、埼玉県立小児医療センター、永冨脳神経外科病院にて勤務の後、大分大学医学部放射線科助手を経て国家公務員共済組合連合会新別府病院放射線科医長。現在に至る。

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