JCR:日本放射線科専門医会・医会

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女性放射線科医の一週間

京都府立医科大学 鈴木多佳子

自己紹介

 平成12年、京都府立医科大学を卒業し、同大学放射線科に入局しました。卒後研修をへて関連病院に勤務中に結婚、4年前に子供を出産しました。当初は先輩女医の方々にならって産後4ヶ月で復帰する予定でしたが、子供が思いがけず病気であったため保育園にあずけることができなくなり、そのまま退職することになりました。復帰のめどが全くたたず、このまま医師をやめてしまおうかと考えたこともありましたが、医局のはからいにより産後1年半から大学病院で週1日、5時間という短時間ながら研修させていただくことになりました。この間に無事放射線科専門医を取得し、ようやく一人前(?)の放射線科医になることができました。

 子供が2歳を過ぎたころようやく病気が治り、大学病院の後期専攻医として週5日、9時〜16時の勤務で復帰することになりました。子供が病気になった時は近所に住む実母の助けをかりながら1年程仕事をしましたが、私自身が体調を崩し、実母も体調不良により長期入院してしまい、同じ放射線科医の夫は片道2時間以上かかる病院に勤務していたためサポートを受けるのは難しく、そのままのペースで仕事を続けることが困難になりました。そこで医局に相談し、週3日、9時〜15時の勤務に減らしてもらいました。

一週間の概要

火曜、金曜日の週2日は研修員として大学病院勤務で、朝6時10分に起床、7時35分に家を出て子供を保育園に送り、9時から勤務。15時に病院を出て16時に帰宅、夕食の準備をしてから17時に保育園のおむかえ、しばし子供との時間を過ごしてから18時帰宅という生活です。
木曜日は一日外勤で、7時10分に家をでて18時帰宅、という生活です。
月、水曜日は家事をしたり実母の話相手になったりしており、家庭中心の生活をしています。
土曜日は休日。土曜日に仕事をいれて子供を保育園にあずけると、翌週まで子供が疲れをひきずり体調がすぐれないときもあるので、なるべく平日に休まないためにも土曜日は休ませてもらっています。夫は土曜日も夕方までの通常勤務のため、子供と2人で仲良く過ごしています。
日曜日は2人とも休日。親子3人の時間を過ごしています。
月3〜4回は大学のオンコール当番なので、首からPHSをぶら下げています。

 女医は出産、子育てのため男性医師と同じように仕事をすることが難しいときがあると思います。また、病気になった家族や親の世話をするために仕事を休まなければならないときがあると思います。それでもバリバリ仕事を続けて両立していける人、無理のない範囲で仕事を続けたい人、すっぱり仕事をやめる人、状況により様々だと思います。仕事を続けるには周囲の人のサポートが不可欠ですが、わたしはよい医局に恵まれ、よい保育園にめぐりあり、家族の協力もえることができ、とても幸運であると思います。

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